コロナで家見学はキャンセルや延期になっているのですが、
行動制限が緩くなると、万全の体制で挑む家見学。
こちらは、夏に出かけたご近所の家。
この街に引っ越してきてから、前を通る度に
この家の内部は一体どうなっているのか気になっておりまして、
実は3年ほど前にも売りに出されていたときに見逃してしまった・・・
と残念がっておりましたら、またまた売りに出されました。
ということは、きっと何か欠陥があるのだと思いますが、
家の内部を見学することだけを目的にランデヴーを入れました♪
つまり冷やかしです。(すみません・・・)
高さ4mはある大きな玄関ドア。
迫力の大きさです。
アールヌーヴォーの美しいファサードで、アイアンの鉄格子や壁画、
木枠のデザインが素敵な窓と、細部まで凝った作りが目を惹きます。
実はこの建築物。
Tournaiの街の代表的な建築のひとつだそうで、
数々の本にも掲載されているとのこと。
お休みの日には、旅行者と思われる複数のリュックを背負ったムッシュウやマダムが
ガイドらしき人の説明に頷きながら、家見学しているのに
何度も遭遇したことがあります。
トゥルネジアン(トゥルネーに住む人。江戸っ子とかそんな感じです^^)の代表的な建築物なのだそうですよ♪
つまり希少価値のある家なので、そう簡単に家のデザインを変えたり、
ペンキを塗ったりできなさそうですね。。。
さて、この重厚なドアを開けましたら、まだ住人がおりまして、
その方と不動産屋がセットでご案内して下さったのは良いのですが、
不動産屋は主人の同僚の友人だそうで、そちらで話盛り上がり、
住人の女性は、大の日本贔屓で、息子さんは長期に日本滞在しているとか。
家の中は、掛け軸やら、日本画やら、着物やら、
日本のものに溢れたお屋敷でありました~!
昔の貴族のお屋敷や如何に・・・?と楽しみにしていただけに、
ちょっぴりがっかりではありましたが、
家のパーツの美しさは素晴らしく、写真を撮りたい・・・と思いつつ、
なんと、住人のマダムに日本の質問攻めで、家のこと話す余裕なんてなかったという。
一体私たちは、何しにこの家に見学にいったのやら?
不動産屋も、ずっと主人と話しっぱなしで(家のこと以外で盛り上がっていて)、
一応家の中は隅々まで歩き回ったのに、
結局何も記憶していないという、おまぬけな見学でありました。
どちらにせよ、お庭が無いので、最上階のグルニエの天井を破って
ガラス張りのテラスにするくらいしかできなさそうで、
長年の疑問(この家の造りはどうなっている?)は解決したので、
良いと致しましょう。
いえいえ、冷やかしばかりではなく、
本気の家見学もしているのですよ^^
ただ、理想の家は中々表れてくれないのが現実でありました♪
まあ、のんびりとアタックしつつ、待つことにいたしましょう~。
只今ベルギーは行動自粛中のため、12月に見学延期された家が沢山ありますので、
とっても楽しみにしております。
フランスにも2軒の家見学がありますが、封鎖解除されなければ
仕事ではないので、行かれませんけれど。。。
ちなみに、上の家のお隣さんは裏庭も大きく、こちらの家の方が快適そうでした♪
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