休業前のクリニャンクール パリの蚤の市 フランス

先週の土曜日で、暫くの間パリ・クリニャンクールのお店を閉めました・・・涙・涙

お店にある商品を全て持ち帰ることはできませんが、
Deco Belgeでご紹介していない商品も様々ありますので、
せっせと車に運び込んでいた私たち。

その様子を見て、フランス人たちは怪訝そうに尋ねます。「何しているの?」

仲良しの古物商たちにも、暫くはお店を閉めるからとご挨拶に伺いましたが、
「そんな悲しいこと言わないで・・・」と引き止められ、

毎週いらっしゃるパリジェンヌやパリジャンたちも、
「駄目よ! 閉めないで」と悲しんで下さり、

「お休みしている間はあなたたち何しているの?家に篭って??」と心配して下さいました。

今回のウイルス退治で、もしかしたら数か月のお休みになると私は思っているのですが、
フランス人たちは結構楽観的で、反対に驚いてしまいました。

命あってのお仕事ですから、ここはまず個人でできることをするしか無いと思うのです。

クリニャンクールの古物商の一人は、
「ウイルスにかかって死ぬのか、あるいは仕事ができなくて自殺するのか、どうしてくれる!」

と言っていましたが、「そんなネガティブなこと言うものじゃないわよ!」と喝入れてきました^^

フランス人はぎりぎりまで楽観的だけれど、
いざ問題が起きると急にヒステリックになると、在仏歴何十年もの方々が言っておりましたっけ。

日本は当初は爆発的に感染していくと予想されていましたが、
対応がまだヨーロッパ諸国よりは良いためか、亡くなる方も少なく、
高齢の両親や親せき、大切な友人たちが日本にいる身としては、
日本に居てくれた方が安心と思っています。

とはいえ、私個人としては、ヨーロッパの状況云々よりも、
ウイルスにどのように対応すれば良いのか、知りうる限りのこと、
出来る限りのことを友人たちやご親切なお客様の助けも借りながら行っています。

絶対にウイルスにも弱点があると思うのです。

迫りくるウイルスに立ち向かうべく、
日々沢山運動して、栄養をつけて、ぐっすり眠りましょうと、
家族を鼓舞いしながら過ごしておりますよ。

見えない存在に脅かされるというのは恐怖ではありますが、
「せめて色がついていてくれたら・・・」とぶつぶつ呟いております。

 

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さて、クリニャンクールは週末の営業は禁止されているのですが、
実は平日個別のランデヴーでお店を開けることは可能です。

最終日に悲しんで下さったパリジェンヌたちが、
何週間もお店に来れないのは悲しすぎると仰って下さったので、
こっそりとお店を開ける日も予定しておりますよ♪ (←禁止です!)

誰もいないクリニャンクールで、ぽつんとお店を開けることになりますが、
毎週末のパリ行きの習慣がすっかり定着した我が家ですので、パリ行きが無い日々心にぽっかり穴が開いたよう。

その穴埋めに、時々出かけることになりそうです。(勿論移動制限がでましたら、取りやめです)

暫くの間さようならの最終日。ドラマティックな舞台を控える美しいファサードのお店をぱちり。

Deco Belgeでご紹介してみることは難しいアンティークたちですが、個人的に一番心惹かれる憧れのアンティークが勢ぞろいするお店です。

一体、どこで使われていたのでしょうか・・・。
お色もデザインも完璧に美しいファサードに、思いを寄せて♪

暫くの間、さようなら!

 

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