フランスに人形劇場が誕生したというのは
遡ること今から200年ほど前のリヨン。
織物産業が盛んなリヨンの工夫たちの娯楽として
リヨン出身のLaurent Mourguetが始めた人形劇が
フランスでの起源と言われています。
今ではGuignolギニョールとは人形劇のことを差しますが
1808年にMourguetが作った指人形の主人公の名がギニョールと名づけられ、
そこが名の由来となっているのだそうです。
さて、更に年代を重ねて、
1850年ごろのナポレオントロワ期。
木材を石膏のように模られた
細工が美しい劇場たちは、
戦火を潜り抜けても尚、魅力的な姿で今に伝わりました。
現存するテアトルたちの数の少なさは
想像するに容易です。
当時、きらきらのゴールドと朱色のドラマティックなカーテンは
まるで本物の劇場仕様。
労働者向けの人形劇は
政治風刺や上流階級への不満を題材とした劇が多かったようですが
このテアトルのイラストをご覧になりますと
こちらの劇場は
子供や女性のためのポエティックな題材の人形劇を上演していたのだと想像できます。
今はもう、輝きも失せて、
華やかなスポットライトは見られないのですが、
それこそが魅力とも云えるノスタルジー溢れる姿。
この劇場。
ただの飾りとして、何の役にも立たないと
思われるかもしれないのですが・・・
我が家のアンティークの中心は
何といいましても、テアトル!
幾つもの年を重ねても全く飽きるどころか
ますます思いが募る
私の宝物的アンティーク。
お好きな方には堪らない
まさに一生もののアンティークと云えるでしょう。
もしもドールやミニチュアの世界観がお好きな方がいらっしゃいましたら
このテアトルは、彼らは夢の舞台の役者さんたちにいかがでしょうか?
ド
ールたちがお着替えするように
テアトルも季節によって模様替えをして
その時々の季節を楽しむアンティークとして
お気に入りのインテリアを華やぎに満ちた空間に大変身。
小さな世界の住人たちは
彼らの活躍の場を与えられて
ますます、きらきらな空気感を放ってくれることでしょう。
真夜中にテアトルの前に座っているドールを見つけてしまっても
私も一緒に座ってしまおう・・・と思える夢溢れるアイテム
お探しの方に。
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