英国のカンパーニュを車で走っていたときのこと。
車の行き来が激しい道路の道端で、のんびり草を食む馬が一頭。
(随分、暢気な馬主だわ。こんなに危険な場所で食べさせているなんて・・・馬もだけど)
と思っておりましたら、私たちの車の前に現れた
泥のついた乗馬服の少女が一人。
手には鞭を持って。
しかも、どの車も停まって、馬に集中しているようにも見えます。
あらら・・・放馬。
つまり馬が逃げ出してしまって、捕まえようと、
そろそろと車で近づいていたのでした。
対応車線も、こちら側の車線も既に車が連なり、
馬の動向を見ております。
対向車線の車たちは、ある人は車から降りて馬を捕まえようとしてみたり、
車でブロックしてみたりと、何人もが試していましたが、
馬はすらりとかわして、悠々としております。
すべての車が走り去り、のんびり対向車線を歩き始めた馬。
時々小走りしたり、歩いていたりと暢気なもので、
見ているこちらは、対向車線から来る車がスピード出して来ないかと
結構どきどきしておりました。
実は私たちの前に、この馬の馬主か乗馬倶楽部の人の乗る車が
この馬に付いて車で走っていたので、追い抜くにも追い越せず、
のろのろと馬に付いていたのです。
後ろは当然数珠なりの渋滞状態。
でも誰一人抜かすことなく、馬の後ろをのろのろと・・・
馬が道草食ったところで捕まえようと
私も車から降りて近づいてみましたが、
横目でちらちら見ながら、
手綱に手を伸ばすとくるっと向きを変えて小走りで走ってしまいます。
カワイイけど、捕まっておくんなさい。
そんなことを何回か試してみて、
対向車線から来る車も、相変わらず停車して馬を捕まえようと試してみるものの
誰も捕まえることができませんでした。
皆で馬の後をついて、かれこれ15分以上経った頃、
馬が道を反れて、とある乗馬倶楽部の入り口の前に立ち、
門を開けてくれるのを待っているではありませんか!
なんとその倶楽部。
この馬の家だったのです・・・。
つまり、女の子と共に外乗に出かけたものの、
寒かったのか、気が乗らなかったのか
女の子を振り落として、家に一人で帰ってきたということでした。
女の子も馬に馬着を着せたまま、鞍をつけずに乗ったとのことで
油断しておりましたわね^^
ハミをつけたままで、手綱がぶらぶらしているので
暴れたら絡まり、本当は大変危険なのですが、
この馬、性質が大人しいようで、放馬しても暢気なものでした
それにしても賢いのぅ~~~一人で家に帰っていくなんて☆
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