我が家の周りにはお城が2軒。
1軒は広大な敷地の奥の奥に佇んでいるらしく、
その姿を望むことはできないけれど、
もう1軒はお散歩コースからちらっと拝見することができます。
お城というと想像するのはノイッシュバンシュタイン城のような
天に聳え立つ姿なのですが、
普段の暮らしに溶け込んでいるベルギーのお城たちは
ちょっぴりおすまし顔程度で、ザ・シャトー的な要素はあまり感じられません。
さて、そのお城たちを更に小さくしたような家が
私の住む町にも点在しておりまして、
車窓から望むベルギーの家は、
それぞれが個性的でとても愉しいのです。
家の外観を眺めていると、
家主たちの家に対する想いも溢れ、
家の作り同様に、家主たちの個性も感じ取れる家には
自然と視線も引き寄せられてしまうものです。
そのような小さなお城たちを少しずつご紹介できたら愉しいですね^^
こちら、黄色のペイントの木枠が一際印象的なお家。
お隣の家よりも小さいのですが、
隣の家の印象が全く残らないほどに個性たっぷり~!
それぞれの窓やドアは同じデザインが使われていないので、
デザイン性の高さが際立ちます。
とんがりお帽子のような屋根に風見鶏がくるくると廻り、
この部分があるだけでプティシャトーな印象が高まります。
3階部分のバルコンのアイアンは屋根部分まで伸びて、
支えている支柱のデザインが優美です。
2階の窓枠の上にはモザイクがアレンジされておりますが、
その上にも5面に異なるモザイク模様。
黄枠の窓枠の上部には7面にガラスがはめ込まれ
独特なフォルムが愉しいのです。
中二階になるのでしょうか・・・
玄関の上と、窓のフォルムが丸くってアールデコの印象強く、
きっと黄枠だけでしたら、この家も可愛い印象で終るところを
特別感のある家に仕立てた一番のポイントなのでしょう☆
素敵がたっぷりと散りばめられて、
この界隈のブルジョワの家郡の中でも
特に私の好きが詰まった家なのです。
こんなふうにパーツをひとつひとつ見るだけでも、
この家がまるごと特注品であることが分かります。
ただ・・・改装中なのかしら?
あるいは節約家??
黄枠の窓たちのガラスって、ビニールでしたわね^^
改装中であることを祈りますが、
もし節約家だったとしたら、
ここまで素敵な家に住む家主さんの金銭感覚まで見て取れる
別の視点でも面白い家とも云えます。
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