先日、フランス・シャルトルにあるピカシエットゥのおうちに行って参りました。
撮影禁止と聞いていたのですが、管理人に聞いてみましたら写真オッケーとのこと。
色々なサイトで撮影禁止と書いてありましたので心配になり、別の管理人にも聞いてみましたが
やはりオッケーと。
撮影禁止の立て看板もないし、思いっきり撮影しまくりました^^
いつからか写真オッケーになったのかしら??
さて、このピカシエットゥのおうちとは墓守だったレイモンド・イシドールさんが、
奥様のためにせっせと作り上げた小さくて愛らしいモザイクのおうち。
貧乏だったというけれど、お庭付きの家が買えるお金があったのだから
そんなに貧乏だったとは思えないのですが・・・。
こちらはこのおうちの見取り図
右下の家が、次のphotoになります。
家部分はとても小さいけれど、2人で住むなら十分の広さ。
お庭には池もあります。
そんな彼が墓守というお仕事柄、お墓を掃除しているときに手にとった壊れたお皿や花瓶。
何かに生かせないかな?とでも思ったのでしょうか。
それらを家に持ち帰り、毎日4時間約20年以上かけて小さな家を飾り付けたとか。
なんと、ガスコンロ・ベッド・キッチンテーブル・奥様のミシンの台、そしてお裁縫箱まで
全て陶器の破片で飾られているから驚きです!
またキッチンの壁にはモン・サンミシェル!
彼の心に深く残る風景を描いたのでしょう^^
更にはどのお部屋の天井にもお花がたっぷり描かれているのですが、
シビラを思わせるデザイン。
もしかしたらシビラは彼のおうちからインスピレーションをもらったのかしらとふと頭をよぎりました。
こちらはキッチンの天井。
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そしてこちらはベッドルームの天井。
天井はさすがにモザイクではなく手描きの絵でしたが、
それでも首を上に向けて描き続ける辛さ。
時間と体力をかけた努力の結晶。
素晴らしい芸術作品です。
それにしましてもピンクの薔薇が咲き乱れて、
眠る前のひととき、幸せな気分に浸れそうな天井画にうっとり~^^
とても男性の作品とは思えませんが、レイモンドおじさま、きっとお優しい心の持ち主だったのでしょうね。
そしてお隣さんのおうちと隔てる壁にはお花を模った塀。
これがとってもポエティック。
おうち全体も華やかに飾り付けられているのですが、
この塀とのコラボで、家全体が笑っている!そんな印象を強く感じました^^
またエクステリアに描かれたシャルトル大聖堂。
こちらは薔薇が周りにちりばめられた特別な作品。
如何に大聖堂を愛していたのか彼の心が伝わってくるようです。
白を基調にした夢溢れる作品が家の前のプティジャルダンの壁に描かれておりまして、
この作品は特に素敵~~♪と見とれておりました。
大聖堂部分の破片は別室に飾ってありましたが、
これ、手仕事の勉強になります。
まだまだ家の奥には沢山の作品が並ぶのですが・・・
あまりに沢山のphotoでまた別の機会に^^
おうち全体が芸術作品でしたので、クリエイティブな感覚が刺激されて
私だったらこうするわ~とシャルトルに向かう道すがら妄想して愉しんでおりました。
ところで、先日のブログに来週は巴里へ~と書きましたが
1週間間違えておりました。
失礼致しました。
来週はほぼ毎日レアで美しいアンティークを更新致しますので、
御時間を見つけてどうぞご覧下さいませね!
Deco Belgeでお待ちしております。
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***Deco Belge(デコ・ベルジュ)***
ベルギー・フランスアンティークショップ
http://decobelge.com/
email:info@decobelge.com
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