ご紹介しようと思っていたphotoがまだまだ沢山ありましたので、
続きを書いていきます。
フランスの最も美しい村に認定されているブブロン村。
この村には2軒のアンティークショップがございました。
1軒目は、お店の外にお買い得のお皿が20枚程ありまして、
殆どがchoisyやモントローの珍しいものでしたが、
Deco Belgeの商品としてはご紹介しても実用的ではありませんでしたので断念。 残念。
やはりレアなものでも、実用できるレベルのものが生活に密着していて楽しいと思うのです。
飾っておくだけよりも、愛でて使ってお手入れして更に愛着が増していく・・・
そんなアンティークたちが家の中にたくさんありましたら、
何気ない日常のそこかしこにふと幸せを感じる瞬間を見出せるのが素敵だと思います。
そんな目線でアンティーク探しをしていましたら、
ショーウィンドウに愛らしいポットがありました。
確かこれサルグミン窯だったかしら? 定かではございません。
このシェルフもシックなローズ色でいかにもフランスらしいお色目。
自分でペンキを調合しても、なかなか表現出来ない難しいお色です。
こんな絶妙なお色のシェルフもお値段がお手ごろでしたらDeco Belgeでもご紹介して参りますね。
こちらもロマンティックなローズ色。
私はハーブグリーンとローズ色の組み合わせが一番好きなので、見惚れておりました。
ピクルス入れとマスタードポットでしょうか?
このアンティークショップは、中に入ろうと思いましたら、
既にローランは先の方を歩いていて、後ろ髪引かれながら「あとでね~」と思ったのが間違いでした。
戻ってきたときには既に遅し。
店主は昼食へと出かけた後で、帰ってくるのは2時間後。
ウィンドウとローランを恨めし気に見ながら何も買うことができませんでした。
やはりアンティークは決断力と即買が一番大切!
と肝に銘じた瞬間でございます。
さて、2軒目のアンティークショップは、日本や中国のものもいくつかセレクトしているお店で雑多な感じ。
モントローやサルグミンのお皿がありましたが、1軒目に比べて3~4倍の価格でしたので、
目の保養だけにして店を後にしました。
高過ぎるアンティークは実用出来ないのでいくらレアでも面白くありません。
ということで、この村での買いつけはございませんでした。
ところで、村には他に雑貨屋やカフェが点在。
女性には嬉しいお花の咲き乱れたロマンチックな雰囲気です。
雑貨屋さんの全体像はこんな感じです。
窓辺のカーテン。この窓のサイズにぴったりと合った手作りのフィレワーク。
入り口のエントランスには青々とした植物がたっぷりと配され、
赤の看板や木の柵とのコントラストが愛らしく、楽しげな雰囲気でした。
赤の玄関ドアや窓の木枠は、ぱっと目を惹き素敵。
お客様に手を広げて歓迎しているように感じるのは私だけかしら?
籠を扱うお店。
パニエタイプのカートがあったら是非購入したかったのですが・・・
飛騨高山の古民家風。
右半分がアンティークショップで、左半分がカフェでした。
花・花・花が咲き乱れて・・・
帰り際に名残惜しくて振り向き様にぱちり。
まだ帰りたくない私の気持ちが反映してしてしまったためか分かりませんが、
心なしか暗いphotoとなってしまいました。
足早に歩けば10~20分で村全体を歩くことが出来るほどに
こじんまりした村。
何があるというわけではないのですが、
カフェでのんびりテを頂きながら、何もしないでぼーっとする、
そんなフランス流のバカンスを満喫できるほのぼのとした村なのでありました。
村の出口付近に佇むキリスト。
カトリックの国・フランスのそこかしこに見られる美しい眺めです。
そして最終目的地モン・サン・ミシェルへと道は続き・・・
またまた田舎道をひたすら走り、
こんな感じの町を走り抜けて、
左端に薄っすらと見えて参りましたのが、モン・サン・ミシェル!
高速道路の看板でございます。
見覚えのあるナチュラルストーンの家。
この村を通り抜けると・・・
遥かに望む世界遺産。
1000年以上に亘る壮絶な歴史を刻みながら、天に聳える堂々とした姿。
いつの時代にも多くの人の心に深く刻み込まれる美しい眺めは
何度見ても身震いするほどの感動を与えてくれます。
次回はいざモン・サン・ミシェルヘ!
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