Tournaisienneトゥルネジアンの暮らし


ミュゼには沢山の小部屋がテーマ別で分かれているのですが、 こちらは19世紀のトゥルネーの暮らしを再現した一角。







実際に現代も、インテリアがほとんど変わらず暮らしているお宅も多く、 家見学で、このような雰囲気の家を拝見することが多々あります。















昔の貴族やブルジョワは特に、北向きの家を好んだと云われ、 家の中に太陽の光が直接当たらない暗い家も沢山残っているのですね。



それは、大切な家具や調度品が直射日光に当たって痛むことを恐れたためなのだそうです。 ダイニングキッチンには、キッチンを兼ねた暖炉を中心にアレンジされた暖かな暮らしが想像でき、 長い冬のベルギーでは、さぞかし居心地が良かったことと思います^^



ホーローのキャニスター、コッパーモールド、ベルギー特産のエタンの重厚なお皿やピシエ、Tournai窯の白&ブルーの器やお皿などが雑然と並んでいるようでいて、実は導線踏まえて便利にアレンジされているのが分かります。















そして、こちらはベルギー製の転写柄のファイアンスたち。 転写柄の器は様々拝見する機会がありますが、 その原画を目にすることは滅多にないのではと思います。









お皿の中心的な絵柄とリムいっぱいに転写される見事な版の美しいこと・・・。







職人によって、きれいに転写された器もあれば、 なんどなくぼやけてしまった転写もありますので、 手仕事の時代の丁寧な仕事術が転写を通して伝わります。 (丁寧ではないということも・・・)



カペルマンズ窯、BOCHの前衛ケラミス窯、Nimy窯といった日本では あまり馴染の無いお皿たちで、Deco Belgeオープン当初、様々ご紹介させて頂いた貴重なファイアンスたち。



ベルギーという国は1830年に建国した比較的若い国なのですが、 小国ですのでファイアンスの製造数も少なく、希少価値の高い器が沢山あります。



この町の名を取ったTournai窯も現存はしておらず、時代を紡いで残った希少な器たちは、町のアンティークショップでも驚く程高値で販売されておりますよ。















軟質陶土の白の陶肌に青のラインが特徴的なデザインなのですが、よくよく拝見しますと、どんぐり模様やレース柄、薔薇のギルランドなど、ちょっぴりユーモアのあるデザインでしたり、エレガントな雰囲気になったりと趣向をこらしたデザインが楽しい器でもあります。







フランス人は特に青&白の配色がとても好きな方が多く、Tournaiの住民の半数はフランス人ですので、フランス人好みの窯元でもあるのですね^^



ところで私はてっきり、Tournai窯は青&白だけだと思っていたのですが、希少な紫の絵付けのお皿も存在していたようです。











継ぎ継ぎだらけの器もありましたが使用していたのかしら? あるいは家宝だったのかもしれません。







我が家で愛用しているエタンのオーヴァル皿も、ベルギー名産ですが、ミュゼのヴィトリンでも綺麗に鎮座しておりました。



19世紀トゥルネジアンの暮らしはまだまだ続きます・・・



∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴ Chevalier Charmant Paris (シュヴァリエ・シャルマン・パリ店) Deco Belge(デコ・ベルジュ) web shop http://decobelge.com/ info@decobelge.com Marche Vernaison a Paris No’77 Allee4 99 rue des Rosiers 93400 Saint-Ouen ∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴



































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