パリの蚤の市~クリニャンクールの朝は遅い

パリの週末の始まりは・・・遅い。
地方の市でしたら、買付はひと段落・・・という時間から始まるのがパリの市。
きっと、急いで販売しなくても、お客様は沢山いらっしゃるから・・・といった暗黙のルールがあるのでしょうか?
私がパリに向かう前に
ベルギーの市で買付しておりますと、
知り合いの古物商たちに「今日はお店、お休みなの?」と。
「10時開店よ!」と答えますと、「不真面目だね」と御返事が・・・。
私だけ一人早く始めたところで、
他のお店は10時過ぎに、そろそろ開けるか・・・
といった雰囲気なので、歩は合わせております^^
でも、初めてクリニャンクールに来たあの日は、
てっきり6時始まりとばかりに思っていたので、
オペラ座付近から「95」番のバスに乗って降り立った終点で
「本当に始まっているの??」と心配になりました。
今思えば、このバスに女二人で早朝に乗っていたなんて
恐ろしいのでありますが・・・。
降り立ったバス停には、移民の集団がゆうに100人以上は集まっていて、
しかも薄暗がりの中。
一緒に来た従姉妹には、
「このバスに乗って、帰ろうよ」と言った程に恐怖を感じたのです。
そこは肝っ玉座った私の従姉妹。
私に向き直って
「Eriちゃん!!! 人を見た目で判断するなんて差別って言うのよ!
いいから私に付いてきて!」
「差別以前に、この暗闇で動き回る大勢の人が怖いのよ~~。」
(しかも100人じゃすまない程の人数で、固まっているのです)
と言う私の声も空しく響き、
従姉妹は私よりも年下だと言うのに、
「どいて、どいて、ほらどいて~~~~!(日本語)」と
人ごみ掻き分けて進んで行きます。
今思い返すだけでも恐ろしい・・・。
今の私でも絶対にやりません。
クリニャンクールに通って40年、50年のパリジャンでさえ、
それは無謀だと言うくらいなのに。
と、私の初クリニャンクールはこんな感じでスタートしました。
結局、進んだところで、6時にお店開けているところなどなく、
古物商たちは揃ってバーでカフェを飲んでおりました。
「こんな時間に来たって、開けているお店ないよ。それよりここでカフェ飲んでいなさい」
と、古物商に言われましたから。
そのときの私たちは
「おじさんたち、嘘つきね~。ガイドには6時から始まるって書いてあるんだから」
と言って、どこも開いていないお店を確かめ、結局力尽きた記憶は昨日のように鮮明です・・・。
(人の言う事は聞くものですね)
でも、このガイド情報、今も訂正されていないようですね。
時々、早めに到着したお店の前で、
「あの・・・お店って6時に開くんじゃないんですか?」と頻繁に聞かれますから。
ヴェルネゾンは、早朝開けているお店が皆無ってわけでないのですが、
ほぼ95%程のお店は9~10時ごろ開けていると思います。
クリニャンクールにいらっしゃる場合は、のんびりといらして下さいね^^
開店してから、お店に新商品並べ終わるまで、大体お昼近くになることも頻繁です。
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まさにフランス的なゆるっとしたクリニャクールでは
早いもの勝ちというのはあまり当てはまらず、
如何に沢山歩いて、お宝と出会えるかが鍵なのかしら?
と思っています。
3月3日は、お店を開店して早1年。
最近は貴重なアンティークたちが品薄で
セールをやっている余裕は全くありませんが
ご注文下さった方にちょっとしたプレゼントを添えるくらいでご勘弁を^^
春になりますね!
アンティークたちも、にょきにょき顔を出してくれることを祈ります☆
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Chevalier Charmant Paris
(シュヴァリエ・シャルマン・パリ店)
Deco Belge(デコ・ベルジュ) web shop
http://decobelge.com/
info@decobelge.com
Marche Vernaison a Paris
No’77 Allee4
99 rue des Rosiers
93400 Saint-Ouen
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