ベルギー・ワロン人(フランス語圏)にとって隣国と言えども、
心の壁は高く聳えるオランダ。
更にドイツとなりますと鉄壁でしょうね・・・。
ワロン人にとってオランダという国は、
敵対しているベルギー・フラマン人とイコールに括られており、
歴史上根深い恨みがあるのだそうです。
主人と同年代以上のワロン人は、特にその傾向が強く、
フラマン地方には絶対に足を踏み入れないと頑なに拒否している声も
頻繁に耳にするほど。
フラマン人はベルギー人で、オランダ人とは異なりますので
恨みの対象が違うのですが、
何故かオランダ人もフラマン人と一緒に括られていて可哀想です。
とはいえ、主人の祖父はフラマン人のために
おじいちゃんっ子だった主人は
オランダ語が話せるのも不思議です。
さて、そのオランダに
最近、友人たちと出かける機会がありまして
ちょっぴり旅行して参りました^^
お隣の国ですが、ベルギーとは異なるシステム沢山!
まず、印象的だったのは、
自転車暴走族が多かったこと。
町中を歩いていて、きちんと歩道を歩いていないと
うっかり引かれそうになります。
自転車が縦横無尽に走り回る光景は
ベルギーでは全く見られない眺めです。
一緒にいたベルギー人たちに、
ベルギーもこのシステム採用すれば、
おデブさん(日本レベルでなくて)が劇的に減るのにね~!
と言いましたら、
「ベルギーは起伏が激しいから無理なのよ。
オランダは平坦だからこれが可能なの」
と、ベルギー人の弁。
「起伏があるからこそ、オランダ人よりも痩せるんじゃない?」
と思う私。
実際にスリムなオランダ人が
ベルギーよりも妙に目に入ったような・・・。
チョコとビール、生ハムにソーセージ命のベルギー人に
この話題を振った私がお馬鹿さんですが、
オランダ人だって食生活はベルギーと大して変わらないはず。
意識改革をやろうと思っている国、
やろうとも思っていない国の発展度って
お隣といえども、今後大きく開いていくと思うのですが・・・。
既に差はあると認識しておりますが、数年後が恐ろしいです。
それはさておき。
至るところに張り巡らされた運河。
家と同じ高さの水面。
干拓地なので、この眺めは仕方ないのでしょうが、
洪水の危険と隣り合わせで、しっかり対策は取られているのでしょうが、
結構怖いわ・・・と思いました。
なんといっても、ごみ収集が船!というのは驚きの発想です。
そして牛や馬、動物たちの放牧風景。
町外れでは、柵が無いので、
簡単に逃げ出せてしまうよね・・・
なんて話しておりましたら、
細い水路が張り巡らされているのですね~感心
お水も飲めて一石二鳥。
オランダ人、賢い!
反対にオランダ人がベルギーに来て感心することってあるのかしら・・・
と考えてしまいました。
無いかも。
それはさておき、町を歩き回って発見した可愛いカミョン。
ぱかっと開けると、そこは夢の世界が広がっておりました☆
ミニアチュールの遊園地。
機械仕掛けの小さなエンターテイメント~☆
素敵がぎゅうぎゅう詰め込まれた
ファンタジーの世界。
現実の世界からタイムトリップして、
しばし、この世界の住人になって、楽しんでしまいました☆
夢の世界に迷い込んでしまいましたが、
お隣のワッフル屋さんから匂う、美味しそうな香りで
ふと現実の世界に戻って参りました^^
私もベルギー人のことは言えない食いしん坊さんでございますね☆
ベルギー・フランスアンティークショップ
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